2024年10月14日(現地時間)、AdobeはモーショングラフィックスとVFXソフトウェアのAfter Effectsのバージョン25.0(2024年10月アップデート)のリリースを発表しました。一部の機能はβ提供で、利用するにはβ版のアプリを利用する必要があります。
新機能
- モダンで一貫性のある新しいUIデザイン
- モダンで一貫性のある新しいデザインが採用されました。テーマモード(標準的なダーク、最もダーク、高コントラストのアクセシビリティモード)を使用すると、お使いの環境と好みの設定に柔軟に選択可能です。
- 整理された3Dモデルの読み込み
- 3D モデルを After Effects に読み込むと、すべてのサポートファイルが表示されるのではなく、プロジェクトパネルのルートレベルにメインモデルファイルのみが表示されるようになりました。
- エクスプレッションの文字単位のテキストと段落スタイル
- テキストベースの効果的なアニメーションを文字単位で制御するなど、エクスプレッションのテキストと段落の拡張スタイル機能を使用することができるようになりました。
- その他のアップデート
- OpenColorIO ライブラリをバージョン 2.3.2 にアップグレードしました。これには、OpenColorIO チームからの様々な改善とアップデートが含まれます。
- 新しい追加のビデオ形式がカラーマネジメントされるようになりました。メディアファイルに埋め込まれたカラースペース情報(存在する場合)を読み取り、適切なカラーマネジメントを適用して、ワークフロー全体でビデオ内のカラーが正確に表現され、一貫性を保つことができます。
Adobe After Effects 機能概要(2024年10月リリース)
β版提供機能「ライトを受ける」スイッチ
3Dコンポジション内の3Dレイヤーで「ライトを受ける」をオフにすることで、シーン内の光源の影響を受けなくすることができるようになりました。他の光源からの照明の変化、シャドウ、ハイライトの影響を受けずに、レイヤーの元の見た目を維持したい場合に便利な機能です。
3D関係の強化がメインって感じですかね。
